この度は「ジェノグラム(家族図/親族関係図)」の書き方についてご紹介します。
本日紹介する内容は、弊社開発の「ウェルビーイングワンかんたんジェノグラム」を導入して頂いている全国各地の社会福祉法人様などに伺った使用方法をもとにご紹介いたします。
ご紹介する内容がルールという決まりはございませんので、ご参考までにご覧ください。
<基本図形の紹介>
1、図形による性別に関して
地域によれば、性別不明の場合「三角」を用いることもあるようです。
年齢がパっと見てわかるように図形の中に記載して表現することもあります。
2、本人の表示に関して
男性の場合は「二重四角」、女性の場合は「二重丸」で表現します。
3、死亡者に関して
このアイコンは地域によってどちらを使うかが大きく分かれている内容です。
4、その他図形の使用方法
このほかに弊社で伺った変わった図形の使用方法を以下にご紹介いたします。
◆キーパーソン
キーパーソンが誰か非常にわかりやすく表現できますが、男女どちらなのか
という疑問も残りますね・・・
◆養子
<図形の繋ぎ方>
1、結婚は図形同士を「実線」もしくは「二重線」で表現します。
2、離婚している場合は、結婚線を斜め二重線で引き、図形同士を区切ります。
3、離婚後の再婚は該当の対象者から複数の線で婚姻関係を表示させます。
4、親権を表現する描き方
ジェノグラムでは下図のように離婚線を境に子供をぶら下げることによってどちらの親に親権があるかを表現できます。
複数回の離婚を繰り返し、子供が複数存在するなど複雑な関係性の場合、一目瞭然で関係性が確認できます。
5、内縁を表現する描き方
場所によっては点線で結ぶこともあるようです。
6、同居の描き方
同居している家族の図形を円で囲みますが、実線や破線のどちらも用いることがあるようです。
これまでご紹介してきた内容を踏まえて複雑な家族関係をジェノグラムにしてみると以下のような表現が出来ます。
などをこれまで上記でご紹介してきましたが、実際に福祉の現場で働かれている方々はより複雑な親族関係に直面することがあるのではないでしょうか。
「ウェルビーイングワンかんたんジェノグラム」は複雑なジェノグラムをパズル感覚でかんたんに作成できるソフトウェアです。
社会福祉法人様、福祉事業所様、行政機関、学校法人様など1,000ライセンス以上に導入頂いた人気パッケージソフトウェアです。
ジェノグラムを用いることの多い相談支援を行っている方々や家族療法、家族支援の業務に関わっている方々は下記リンクにてかんたんなジェノグラムの作り方をお試しいただければと思います。
パズル感覚で家族図を作成できるソフトウェア
「ウェルビーイングワンかんたんジェノグラム」
本ソフトウェアについての詳細は、
ウェルビーイングワンかんたんジェノグラムwebサイトをご覧ください。
株式会社ヴィンテージ
医療・福祉ソフトウェア事業部
TEL:093-513-7255