リチウムイオンバッテリーを搭載したUPS

投稿者: | 2014年10月21日

今回は、無停電電源装置・UPSについて

新しいトレンドが生まれているので、紹介させていただきます。

無停電電源装置・UPSの役割については、
良く知られたものになっているので、特に解説はいらないと思います。

どうしても必要という方は、
Wikipediaや各メーカーのサイト等で解説されているので
そちらを参考にしてみてください。

〇新しくトレンド
 
 無停電電源装置・UPSという製品に
 新しい技術が採用され始めました。
 
 それは、2次電池にリチウムイオンバッテリーを採用されているのです。
 
 リチウムオンバッテリーは
 携帯電話、ノートパソコン、デジタルカメラ・ビデオといった
 幅広い製品に利用されているバッテリーです。
 
 従来UPSの2次電池には、鉛蓄電池が採用されており、
 重い/寿命が短いといった欠点がありました。
 
 そのため、開梱・設置がものすごく大変であったり、
 いざ停電の時には役に立たなかったりと言ったことがありました。
  
 リチウムイオンUPSは従来の鉛UPSと比較し、
 以下の3つの特長があります。
  1.重量比1/3、体積比1/2となり、軽量、コンパクト化を実現
  2.鉛の倍以上の寿命により、メンテナンスフリーであること
  3.カドミウム、鉛、水銀等の環境規制物質を使用しない地球にやさしい電池
  
 このリチウムイオンバッテリーの特性で、
 今までの欠点が解消されそうです。
 
 現在、弊社にてリチウムイオンバッテリーを利用したUPSの試験を行っています。
 
 結果については、また別の機会にご紹介したいと思います。