さて久しぶりにYAMAHAルータネタです。
昨年、YAMAHAよりRTXシリーズのルータについて
L2TPv3をサポートする旨の発表がありました。
〇参照サイト:ヤマハ公式サイト
・拠点間で同一セグメントのネットワークを構築する(フレッツ・
http://jp.yamaha.com/products/
・L2TPv3を用いたL2VPN
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/
さて、
通信キャリアのVPN網上にIPSecで拠点間を接続するのが
セオリーだったのではないでしょうか。
ヤマハルータで
L2TPv3を用いたL2VPNおよびL2TPv3/
今回、NTTフレッツ網内のIPv6折り返し通信を利用した
L2TPv3/
○対応機種
今回ヤマハでL2TPv3に対応した機種と、
ファームウェアのバージョンについて確認しましょう。
・RTX1210 Rev.14.01.05以降
・RTX5000 Rev.14.00.12以降
・RTX3500 Rev.14.00.12以降
・RTX810 Rev.11.01.21以降
・RTX1200 Rev.10.01.53以降
利用している機種でファームが古いものについては、
バージョンアップが必要なので、
○構築環境
今回の前提は、
NTT東西のマタギが発生する環境では、
その辺の設定は必要なかったので、
2拠点を接続したので、
・拠点A ・・・ 本社拠点(こちら側にサーバ等の機能有り)
・拠点B ・・・ 支社拠点(接続されるサイト)
という設定で進めていきたいと思います。
○設定項目
通常、キャリアのVPN網・
次の接続項目が必要となってきます。
・経路の設定
・ブリッジの設定
・フレッツVPNのPP設定
・L2TPv3のトンネル設定
・NATの設定
・L2TPv3の設定
・DHCPの設定(L2での接続なので片側だけ)
※サンプルのコンフィグについては、
YAMAHAの公式サイトで公開されているので参照してください
今回、IPv6の折り返し通信でL2TPv3/
・フレッツVPNのPP設定
は不要になります。
[ipv6折り返し通信でのの設定項目]
・経路の設定
・ブリッジの設定
・WAN側のIPv6設定
・L2TPv3のトンネル設定
・NATの設定
・L2TPv3の設定
・DHCPの設定(L2での接続なので片側だけ)
さて、次回から具体的な設定内容を紹介したいと思います。